多能工with単能工
今日はとある問屋さんのお誘いで展示会へ行ってきました!
昔はいろいろな所で専門業者向けの展示会、即売会みたいのがあって飲んで食べて!?営業マンのセールストークに乗せられ果たしていつ使うかわかんない道具を買っちゃう事もしばしばありました(笑)
珍しい道具が並んでいて“特価”なんてついていて、追い打ちを掛ける様に『ツケ』が利いたらついつい伝票にサイン!!翌月正気に戻されるわけですが(笑)
プロの道具は高額ではありますが本当に頑丈で長持ちしますので買い替える頻度も少ない事もあり、展示会も少なくなってしまいました
インターネットでも買える世の中ですからね。
今日の戦利品です。もっと沢山欲しいものがありましたが、来月怖いですからね~~
実はこの道具は瓦屋さん用の道具ではありません
ひと昔前なら、瓦屋には必要無かったでしょうし、展示会自体に出入り出来ませんでした
これ「板金やさん」の道具なんです
瓦屋根は瓦やさん、トタン屋根は板金やさん、と言った様にそれぞれ専門の職人さん(単能工)が納めるのが最も正解で確実な工事が出来ます
過去の写真の使いまわしですが、この様に一ヶ所の修理工事にも多数の職人さんが必要となってしまいます
すると一、二日程度の工事箇所をそれぞれの職人さんにお願いすると、その人数分の工賃が発生し、同時に工事出来るわけではありませんので工程毎にタイミングをずらして現場へ入ってもらう様にすると工期もそれぞれの分延びてしまいます
大きな現場や難しい所は元請けさん(大工さんや設計士さん)が管理してくださいますので問題ないのですが、小さな修理はそうはいきません
瓦工事のついでに板金工事が出来、仕上げる事が出来る職人(多能工)が居れば瓦に合わせた板金工事、板金に無理させない瓦工事も出来る様になり、お客様にとっても費用の軽減になりますのでメリットがとても大きいです
多能工が求められる世の中であり、業態のボーダーが無くなってきた今、ガンガン攻め込むワケではありませんが、「瓦やさんついでにコゴもやっでくれられっかい?(ここも直してもらえますか?の意)」のお客様の声に「大丈夫だよ~」と答えられる優しい瓦屋さんになりたいと思います
さて、今日「つけ」で買ってきた道具代払わなくてはいけませんので、お仕事お待ちしております!!!
優しいまちの瓦屋さん
(有)ホシ瓦屋 星 周道
瓦とバイクをこよなく愛する瓦屋さんです
#瓦 #発信 #バイク #多能工 #板金