瓦屋さんの繋がり
日に日に寒さが増してきて、そろそろヒートテックが手放せなくなる瓦屋ほしあにです。
こんばんは、2日ぶりのブログ更新、子供が残したガリガリ君食べながら頑張ります!さ寒い…っす。
さて今日は瓦屋さんの集団の事をちょっと書いてみたいと思います。
どの職業も組合があると思いますが瓦屋さんもあるんです
全国組織として「(一社)全日本瓦工事業連盟(ゼンガレンと呼びます)」
がありまして、各都府県毎に設置されてる連合会で構成されております
私の住んでる福島県は、「福島県瓦工事組合連合会」83社の加盟店があります。
更に、「福島」「相双」「いわき」「中央」と4地区に別れており、私の住む郡山市は「福島県中央瓦工事組合」30社の加盟店で構成されております
それぞれに年齢45歳までの青年部があり、私は「福島県瓦工事組合連合会青年部」の事務局でもあります
各地でのイベント出展準備は元より、定例会議の開催、各種団体の会合にも出席したりします
よく“事務局は大変だよね”とお気遣いを頂きますが…大 変 で す 。
でも沢山の同業者、異業者と知り合う事が出来ます!
交流会で仙台に行ったり
現場見学会のお誘いを頂き群馬県へ行ったり
ふらっと栃木に行ったり
沢山の瓦屋さん先輩方とお会い出来るのが楽しくて仕方ありません。
私が瓦屋になった頃は“同業者を見たら敵と思え”の風習があり、コンビニどころか問屋さんで会ってもほぼ無視。
職人とはこんなもの。と、たまに別の瓦屋さん同士が話してるのを羨ましいと思いながら見てる程度でした。
それから、福島県に青年部が出来る事になったものの、同年代×ライバル=“喧嘩の舞台になるだけ”と否定的な気持ちでいました。
しかし偶然にも、青年部全員で携わる大物件が発生、当時の事務局さんは部員の割り振りに物凄く苦労されたそうですが、その甲斐あって青年部は一枚岩となり、無事仕事を納める事が出来たのです。“同じ釜の飯”は最高のコミュニケーションでした!いざ話始めるとお互い思ってる事は一緒。宿舎では時間を忘れて語り合う事もしばしばでした。
それが終わり、東日本大震災…今度は壊れなかった工法の情報共有がいち早く拡げられました。
壊れやすかった納め方、壊れなかった納め方、定例会毎に議論が繰り広げられました。
一気に施工レベルも上がりました。
一方、震災復旧工事は肉体的にも厳しいですが、それ以上に精神的負担が大きいです。
矢継ぎ早に来る催促、保障問題、自らの命を絶ってしまう方も居らっしゃいました。
そんな時に同じ境遇の同業者、同年代同士理解し合える相談出来る仲間が居る事は何よりの救いの手でした。どこかで発散しないと自身が壊れてしまいますからね。SNSに馴染みの無かった時代でしたが青年部員用のBBSを設置し炎上させたりもしてました。
青年部、組合が無かったら、同業者の先輩方が居なかったら、今私は瓦屋をやっていなかった事でしょう。
SNSの時代。更に業界内部の繋がりを強くし、異業種の方々、一般ユーザー様に“瓦屋さん”の魅力が発信出来るように事務局は頑張ります!
で、、次の事務局さん何方か引き受けて頂けませんでしょうか?
これをご覧の福島県瓦連青年部員早いもん勝ちっす! 事務局…大変す。!
ほしあに(星 周道)
星兄弟の兄/バイク/瓦/お酒/無類のパグ好き/4代目になれるかもしれない瓦屋/ブログ超初心者ですが宜しくお願い致します。
#瓦 #青年部 #福島県瓦工事組合連合会